まだマシWorks

「まだマシ」と、視点が変わった瞬間のメモ。

Xの新規アカウントでブースト機能を試してみた結果

広告塔は、2017年シラチャのおっちゃんでした

Xで新規アカウントを作成して、まだそれほど時間が経っていない。
フォロワーもまだ少ない状態で、ふと気になった。

Xの「ブースト」って、本当に効果があるんだろうか。

投稿の表示回数を増やせる機能らしいことは分かる。でも、実際に使うとどれくらいの威力があるのか。新規アカウントでも意味があるのか。そのあたりは、やってみないと分からない。

同じようにXのアカウントを作ったばかりの人には興味のある話かもしれないと思って、一番安い条件の1,500円で試してみることにした。
普通に考えれば、ブーストするならブログ記事の紹介や、自己紹介ポストを選ぶのが自然だと思う。

でも今回、自分が選んだのはそれではなかった。
選んだのは、2017年にタイのシラチャで撮った一枚の写真だった。
冠水した道路の中で、ひとりのおっちゃんが傘を差して立っている写真。

投稿文はこうした。

2017年シラチャ
おっちゃん「たどり着いたらいつも雨降り」

冷静に考えると、広告にするような投稿ではなく、ただ、洪水の中で傘を差しているおっちゃんである。

それでも、自分としてはこの投稿で試してみたかった。


結果:表示回数はかなり増えた

結果はこんな感じだった。

項目 ブースト前 ブースト後
インプレッション数 1,609 40,246
フォロワー数 9 13
いいね 2 27
リポスト 0 0
コメント 0 0
ブックマーク 0 0

インプレッションのうち、96%がブースト経由だった。

表示回数を増やすという意味では、ブーストはかなり分かりやすく機能していた。
ただし、表示回数が増えたからといって、反応が一気に増えるわけではなかった。

約4万回表示されて、いいねは27。
リポストとコメントは0。

プロフィールへのアクセスは37あったので、一定数の人は「この投稿をしているアカウントは何だろう」と見に来てくれたようだった。

実際、フォロワー数も9人から13人に増えた。
爆発的に増えたわけではないのだけど、新規アカウントで、しかも洪水のおっちゃんを広告塔にしたことを考えると、自分としては十分面白い結果だった。


なぜおっちゃんを選んだのか

そもそも、なぜこの投稿をブーストしたのか。
理由は単純で、過去の写真を見返していたら、この写真が妙に面白く見えたからだった。

2017年当時の自分は、この写真を見てもおっちゃんにはほとんど注目していなかった
見ていたのは洪水だった。

シラチャって、こんなんで冠水するんだな。
会社に行けるんだろうか。
途中で立ち往生したら面倒だな。

こんなことを思いながら車内から写真を撮った記憶がある。

でも、2026年に見返してみると、主役が洪水ではなく、おっちゃんに変わっていた。
足元は完全に水に浸かっているし、道路はほぼ川のようになっている。なのに、おっちゃんは傘を差している。
冷静に考えると、傘の意味はあるのか。
いや、頭は濡れていないから、意味はあるのかもしれないな。

そんなことを考えていたら、急にこの写真が面白く見えてきた。


ブーストして分かったこと

今回、Xの新規アカウントでブースト機能を試してみた結果、表示回数はかなり増えた。
少なくとも、投稿を多くの人に見てもらうという点では、ブーストは機能していると感じた。
ただし、表示回数が増えたからといって、いいねやフォロワーが大きく増えるわけではなかった。

ブーストはあくまで、投稿を人前に出すための機能で、そこから先に反応してもらえるかどうかは、投稿内容やアカウントの見え方次第なのだと気づいた。

そして今回面白かったのが自分自身の視点の変化だった。
ブーストの題材にしたのは、2017年シラチャのおっちゃんだった。
普通なら選ばない題材かもしれない。

でも、今の自分にはこの写真が面白く見えた。

昔は洪水しか見えていなかった。
今は、おっちゃんが見える。

たぶん当時は、周りを見る余裕がなかったのだと思う。